白川郷

2015.8.1~3

1日 白川郷見学-市ノ瀬

2日 別当出会5:20-室堂9:30~10:00-御前峰10:40-お池巡り-室堂12:30

3日 室堂6:20-黒ボコ岩6:40-観光新道-別当坂分岐8:10-別当出会9:20

白山に登るのは8月の花の最盛期以外考えられない。しかも梅雨明け後太平洋高気圧が張り出してくる頃は快晴が約束されているようなもの。最高の山行を確信して白山に向かった。初日は移動も兼ねて白川郷を見学し、市ノ瀬で車中泊する。

白川郷に行くのは初めてなので楽しみにしていた。最初は郷を一望できるという萩町城趾展望台に行き全体を遠望した。白川郷は山と川に囲まれた小さな集落で私の故郷に似ている。日本の原風景といった感じで懐かしさを感じた。

駐車場から橋を渡り、民家の間を通って通りに出る。藁葺きの屋根が懐かしい。

まず重要文化財の和田家住宅に向かう。現在も住居として活用しつつ1・2階を公開している。1階の囲炉裏でポーズをとってみたが半袖短パンでは様にならない。

見所は屋根裏である。太い柱が縄でしっかり結ばれている。釘を一切使わず、縄とソネ(マンサクの若木)で締めくくる特殊法という。強さとしなやかさを兼ね備えた作りには感服させられる。

和田家を後に、同じく重要文化財の明善寺に向かう。途中の町並みも美しい。合掌造りの宿やおみやげ屋さんも点在していた。

ネットやポスターで見かける3件の家。緑と調和して美しい。外国人のカップルがこれをバックに盛んに自撮りしていた。


明善寺に到着。明善寺は本堂、庫裏、鐘楼と全てが合掌造りの寺院である。特に庫裏は5階建てという白川郷最大の合掌造りで郷土資料館にもなっている。中に入るといろりには火がおこっていて懐かしい香りがした。炊事用具や養蚕の道具が展示されていて当時の生活様式がうかがえる。

合掌造りのお茶屋さんでかき氷をいただき、ゆっくりお土産をながめてから白山に向かった。白山スーパー林道にある「ふくべの大滝」は道路脇にもかかわらず落差86mもあり見応えがあった。

今日は土曜日なのでマイカー乗り入れ禁止。市ノ瀬で車中泊し早朝バスで別当出会に行く予定。

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